
前ステップまでで、形としては一応完成なわけですが、折角なので最後にもう一つだけやって、RX-79(G)Ez-8製作を締め括りたいと思います。まぁ本キット最後という事で、これぞ極め付けと言えるかどうか解りませんが、手の改造をしたいと思います。因みに塗装に関しては、小生には人様にご覧頂く程の技量を持ち合わせておりませんので、適当に塗ってあるだけです。それに何だか皆が挙って何とか塗りとかいう塗り方を、それがさも常識、当然の様に塗っているのが何となく気に入らないというか、そもそも私はあの何とか塗りって奴は、やった事が無いし、出来ません。
◎STEP−8 ExtraZero8
本ステップは、手の改造を行います。手に関しては、キット購入当初から気に入らない部分の一つでした。そして手に関しての改造といえば、やはりディテールアップというのが本当のところだと思いますが、何を勘違いしたか、というか、これまでの流れからもお察し頂けるかと思いますが、可動化、つまり五指全ての可動化を実現します。ハッキリ言ってかなり細かい作業になります。でも基本はこれまでと全く同じで、「穴を空けて軸を通す」です。
1.手の可動化

図 五指可動化図
細かい作業なだけに、ここは一応マンガ(図面)らしきものを起こし、少しマジメに計画してみたいと思います。概ねこんな感じで進めたいという事で。概ねなどと簡単に言いますが、上図のマンガからも解ると思いますが、それぞれの寸法はかなり小さい上、寸法精度が直に可動範囲に影響してしまうので、ここはかなりシビアに作業を進めなければなりません。気を引き締めて行きましょう。

それでは先ず指の関節から。1本の指は親指を除き、全て3つの関節で構成されています。前述のマンガに示す様に、第1間接は2mm、第2、第3間接は3mmで製作します。そして間接部分にそれぞれ1mmです。上図は幅1.5、厚さ0.5の便利なプラ板(プラ棒?)を使用しています。これを3mmに7枚切断、それぞれの切断面から0.5mmのところに直径0.4mmの穴を空けます。それと2mmのものを2枚切断します。この時、可動部分の面取りをしておくと後で楽です。上図の様に寸法が解る様なものの上にセロファンテープで固定すると作業性が向上します。

図 第2(第3)間接パーツ
3mmに切断した幅1.5mm厚さ0.5mmのプラ板を3枚重ね、真ん中の1枚を1mmずらして接着します。これが指の第2、第3間接のパーツです。両側2枚に2mmのプラ板を使用した物が第1間接パーツになります。

図 指1本完成
上図は、第1、第2、第3間接の各パーツを組み合わせ、1本の指パーツに組み立てた状態です。この時各関節部に使用しているのはφ0.38の真鍮線です。これまでも多用しているので、もうお馴染みですね。後はそれぞれの間接が90°以上曲がる事を確認します。もし曲がらない個所がある場合は、デザインナイフ等で干渉する部分を切り落として下さい。この修正作業は大変危険です。怪我の可能性はもちろん、力余って折角作った関節部諸共切り落とす危険性が高いからです。プラ板切断時の面取り、穴あけ加工は正確にやっておきましょう。

図 親指パーツ1
親指パーツを製作し、上図の様になります。前述したマンガに親指の辺りの寸法が入ってないのはご愛嬌。というのも、やはり他の4本の指が寸法まで入れて精度出しているだけに、図面上だけでは実際のバランスとか解りづらいので、他の部分はゲンゴウ合わせとします。空間図形能力に乏しい人間はつらいですな。

図 親指パーツ2
他の指と異なり、親指だけは上図の様に付け根の可動軸方向を変えてあります。こちらの方がより人の手の動きに近いのでは無かろうかと考えたからですが、その分ちょっと機構が複雑になってしまいました。上図は、前述した親指パーツを手の平側部パーツで挟み、可動化を実現しています。

図 手
人差し指、中指、薬指、小指以外は、バランスを見ながら、得意のゲンゴウ合わせで行きます。上図は、キット付属の手とサイズを比較したものです。ほぼ同サイズに出来ている事が解ります。実は横幅が少々広いのですが、マンガにもある通り、手の平を構成する3本のプラ棒は真ん中だけ他より短く、且つそれぞれの間には隙間が空けてあります。そして手首部プラ棒(ランナーから切り出し)の結合部は1mm強にまで薄くしてあります。最後に手首部に真鍮線を通し可動化させます。この時、手の平両側の長めのプラ棒を内側へ絞り込みます。これにより横幅は絞まり、4指がマンガ通りに綺麗に広がるハズです。

図 躍動感溢れる手の動き
上図3枚の図の内、一番右のものでも確認できますが、大きさ、バランスとも申し分無い出来だと思います。調子に乗っていろいろなポーズを取ってしまいました。個人的に一番左の図は、某梅の実の花ちゃん2ndに捧げたい気分です。最後に全体図ですが、ポーズが悪いのか写真の取り方が悪いのか、何だかイマイチイカして無い様な気もします。最後の最後に台無しですか。

図 全体図(余りカッコ良く無いかも)