
今回は、「ネットランナー」とかいう雑誌の2002年7月号の付録の「中華キャノン」を製作します。この雑誌の存在は全く知らなかったのですが、某O須徘徊中に偶然発見しまして、気が付いたら購入していました。
いろいろ事情がある様で、どうも先行者という名称は意図的に避けている様に見受けられます。しかしこの記事の次のページではデカデカと掲載されている事から、担当記者独自の配慮なのか良く解りませんが、この意図を汲み、ここでは敢えて先行者ではなく、「中華キャノン」として話を進めたいと思います。また最近活気が衰え気味と感じる「侍魂」へのエールも勝手に込めて、本編を進行したいと思います。
◎購入及び方針立案
本キットでは、「中華キャノンプラモ製作コンテスト」とかいう催しがあるようですが、これまでの私の製作状況を鑑みるに、とてもでは無いが締め切りの2002年8月8日には、到底間に合いそうにありません。よって、当HPでは、当該コンテストとは無関係に製作を進めて行きたいと思います。
とはいえ、キットとしてはなかなか面白そうです。いろいろ手を入れるところも多そうですし、中華大キャノンを実際に発射できる仕組みになっているところが実にノスタルジックで良いです。というのも、その昔、私が発売したばかりのMS−09Dを組んだ時、付属のジャイアントバズで弾が発射できる様に改造した事がありました。その当時の実力では、強度のあるコッキングカムやトリガーが製作できなかった為に、チャンパーがそのままトリガーになってました。因みにバレルは太めのストローを使用していました。弾は武器セットに入っていたザクバズーカ用のものを使用しました。
そういえば、本HPの「伺か特設ページ」で紹介している「玲子&はろゅう」の起動時に、はろゅうの頭(本体上半分)を撫でてやると、極稀に中華大キャノンと称して180mm低反動キャノンを見せてくれる事があります。興味のある方は是非試してみて下さい。
話が逸れました。このキットの説明ですが、下図の様な感じです。プラパーツ群一式、ポリキャップ一式、スプリングが1本です。箱のデザインもなかなか良さ気です。

図.パッケージと中身
まずは、パーツと完成図と組み立て説明書をじっくり眺めて漠然と製作方針を考えてみましょう。むぅ、R指定・・・。このキットには何か宜しからぬ性的描写でもあるのだろうか?・・・パッケージの絵・・・まさかねぇ。冗談はともかく、スプリングとかが含まれるとR指定とかになるのでしょうか。
ざっとパーツ形状を眺めていると、何箇所が手を入れやすそうなところが目に付きます。まずは肩関節部から。パーツ形状(3、4、8等)から、肩の上下の可動化は比較的簡単に実現できそうです。っていうか8番のパーツの両肩ジョイント部を、両円筒内側部から8番本体と切り離せばそれでOKっぽいですが。まぁ後程やってみる事にしましょう。次に首部ですが、キットのまま組み立てると水平面での回転しかできません。何となくこれに垂直方向運動も組み合わせたい感じです。さて、どうやって実現しましょうか。良い案が思い付けば実施してみましょう。次に目らしき物。カメラアイなのか良く解りませんが、雑誌の写真ではムギ球っぽいものが入っている様な感じです。まぁこれは気が向いたら、という事にしましょう。次に手首。このいかにもインチキ臭い手ですが、人型の模型って奴は、手首が動くだけで大分表情が豊かになるものです。ここも改造したい個所ではありますが、ムービーとかで確認すると手首は曲がってなさそうです。さてどうしたものでしょうか。後は下半身ですが、足首が水平方向に回転すると、ポーズが付け易くなると思うのですが、股関節が球形ポリキャップで自由度が高そうなので、まぁ余裕があれば手を入れましょう。
それでは、実際に製作に入ります。パッケージ裏面の組み立て説明図ではキャノン部分からですが、前述通り最も簡単と思われる肩部から実施しようと思います。

図.肩部の切断
上図の様に、8番のパーツを両円筒内側で切断します。ボディパーツ(3、4番)を組み立てた時、この円筒の中心を軸で挟む形になります。従ってこの円筒を8番本体から切り離せば、円筒中心を軸に回転出来る様になるハズです。切り離した後の表面部処理もお忘れなく。8番本体側も切断した個所が少し短くなっているハズなので、3、4番パーツと合わせてみて不足分はゲンゴウで合わせましょう。

図.穴埋め
切断した8番パーツの裏側には、大きな穴が空いています。コストダウンの為か、肉厚を均一にする為か、それで湯回りが良くなるとか型強度が増すとか、そもそも金型でそんな話が関係あるのか、専門家でない私には良く解りませんが、格好悪いので埋めた方が良さそうです。大変面倒ですが上図の様に埋めます。ついでに二の腕の穴も埋めます。通常ならパテなどを使用すると思うのですが、私は乾燥時間が必要なパテが嫌いなので、プラ板とランナーを使用して埋めました。パーツ8番の下部の円筒部分は、3つの径の異なる円筒を組み合わせた様な形になっています。最も径の大きい真ん中の円筒を境に上と下に別れていますが、上と下の円筒はそれぞれ径が異なるので、表面を処理する時に削り過ぎない様に注意しましょう。私は危うく削り過ぎるところでした。二の腕の方は1.5mm角のプラ棒で埋めました。このプラ棒だと穴から少しハミ出てしまいます。本来はツライチにするところですが、アクセントを付ける為に0.3mm程度残しました。吉と出るか凶と出るか、塗装してみてヘンだったらツラにしましょう。塗装後の加工は大変面倒なんですが。という訳で、多分そのままになると思います。
次回は、腕部と脚部に手を入れる予定です。脚部は前述通り足首だけになると思います。