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 前回は、肩の可動化という最も簡単な箇所の改造を実施しました。改造などという程でも無い様な内容でした。今回は腕部と脚部を中心に製作したいとおもいます。

◎STEP-1 製作1

 まず腕部から。腕と言っても前ステップで述べた様に、具体的には手首の可動化を実現します。

 図.手首可動化イメージ

 
 上図に手首の可動化をイメージしたインチキ臭いマンガを示します。寸法はエエコロなので大体の目安程度で見て下さい。手首可動化と同時に、手の平(?)の薄肉化を図ります。ムービー等で確認すると、キットよりも大分薄く長い様に思われます。因みに腕ももっと細い様ですが、ここを細くすると肘間接部等の強度が落ちる事が予想されるので、今回は実施しませんでした。
 手首の可動化は、2軸が交差する形で実施します。腕に対して垂直方向の軸の回転と水平方向の軸の回転です。文章で書くと説明が難しいですが、上図からお察し下さい。これらを実際にパーツにすると下図の様になります。

 図.肩部の切断

 
 マンガと微妙に形が違ってたりしますが、マンガは可動化を実現する為のイメージを図にしただけのものですので、実際にパーツにした時変更が入るのは良くある事です。そういう事にします。各パーツの実寸は、いつも通り作業マットに描かれた1mm角のマス目で判断して下さい。マンガの寸法と全然合っていない事が解ります。ゲンゴウ合わせとは大変便利な言葉です。上図左の手の平パーツと中央の手首パーツで、腕に対して垂直方向軸の回転、つまり手首のスナップの動きを実現します。上図では確認し難いですが、手の平パーツと手首パーツの結合部には手前から奥に向かってΦ0.4mmの穴が空けてあります。この穴に軸を通す事で手首のスナップの動きを可能にします。更に手首パーツと上図左の腕パーツにも、向かって左右方向にそれぞれのパーツの中心に同様の穴が空いています。この穴に水平方向軸を通します。因みに腕パーツとは、キット付属の16番のパーツの手の平部分をカットしたものです。

 図.水平方向軸


 上図が手首パーツと腕パーツを結合する軸です。これはいつも使うΦ0.38mmの真鍮線の先端に、径1.5mm厚さ0.5mmの円盤状に加工したプラ版を接着した物です。この軸を、手首パーツ側から腕パーツに向かって通し腕パーツに固定する事で、手首より先の腕に対する水平方向軸を中心にした回転を実現します。乏しい文才故、説明文が非常に難解ですが、何とかして下さい。

 図.腕パーツ

 手の平、手首、腕及びそれぞれを結合する軸パーツを組み合わせると、上図の様になります。シルエットは元のパーツに近いものになりました。且つ手の平は薄くなり、よりムービーに登場する何とかいうロボに近くなったと思います。

 今回はここまでにしても良さ気な感じですが、足首の改造は結構簡単で、1つのステップにするにはボリュームが少ないので、ここでついでにやってしまします。
 まず、下図が未加工のパーツです。このまま組み付けると、この2つのパーツは動く事はありません。但し足首は、キットのままでも十分に良く動くハズなので、特に手を加える必要も無いかと思いましたが、まぁ簡単そうだったのでついでに実施しました。

 図.足と足首パーツ

 取り敢えず、地平面に対して足首が水平方向に回転する様に改良します。上図2パーツの結合部に対して垂直方向に軸を通します。

 図.足首の可動化

 上図が可動化の為に加工した足及び足首パーツです。足パーツ側は接合箇所の穴を円形に加工、足首パーツ側はホゾ部の切断と、その切断面に足パーツに空けた穴と同径の穴を空けました。そして上図中央のパーツの軸を足パーツの裏側から通し、足首パーツに空けた穴に差し込む事で、足首の回転を可能にします。上図中央に示す様な軸パーツが使用できるのは、足パーツの裏側の接地面が外周部のみで、その内側は0.5mm程度浮いているからです。前ステップでも触れましたが、コストダウンかその他の理由か解りませんが、そういう構造になっています(下図参照)。

 図.足パーツ組み付け状態

 足、軸、足首パーツを組み付けた状態を上図に示します。これで足首の回転は可能になりました。足首パーツを加工する際に、空ける穴を軸に対して大きくし過ぎない様にすれば、この箇所は接着しなくても済みます。強度を保つ為に接着しても構いませんが、後から分解できれば何かと便利です。

 今回は腕の可動化、及び足首の可動箇所の追加を実施しましたが如何でしたでしょうか。次回は、頭部の改造でも実施しようと思います。

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